人は誰しも若々しくいたいものです。しかし、時の流れに人は逆らえません。
必ず1年たてば1歳歳は取ります。
僕は、”歳を取る”ということと”歳を重ねる”ということは明確に違うと思っています。
ただ、世の人のほとんどが歳をとっているように思えて仕方ありません。
そして、歳を取るのが嫌という人は、総じて歳を取っているだけのように見受けられます。
僕が思う、歳をとることと、歳を重ねることの違いについて、つらつら書き連ねていくので見ていってください。
歳を取るとは。
・ただ時間が過ぎただけ
・時間に使われている
・自分を理解していない
・感情に振り回されやすい(特に怒り)
・尊敬されない
・何かと歳のせい
歳を重ねるとは。
・時間を自分の使いたいように使っている。
・何かしらの成長を続けている
・達観・客観・俯瞰といった類の視点を持っている
・感情に振り回されず、コントロールして使っている
・年齢に応じた、深みがある
・尊敬される
このような違いがあるんじゃないかと思っています。
例えばですが、ベテランの俳優の方たちは、歳に応じたかっこよさがありますよね。ただ単に、ルックスが良いとかではなく、落ち着いた雰囲気、粛々とした威厳のある態度、コメディアンな一面。おじさんと呼ぶのはあまりにもはばかられるほどの魅力があふれています。
そういった、自分相応な生き方をしてきたがために、その人のその年でしか出せない凄みがあります。これが歳を重ねるということだと思います
もちろん一般の方でも素敵な人はいると思いますが、皆さんが想像するおじさんとはどんなものでしょうか。
腹が出ていて、髪が薄くて、切れやすくて、声が大きくて、なんかいつもむすっとしている・・こんな感じではありませんか?
何かと『俺が若いころは・・・』とか『最近の若者は・・・』とか『若いんだから・・・』とか、何かと年齢のことを口に出していませんか?
年齢を言い訳に、何か不満を抱きがちではありませんか?
正直、僕の周りにはこんな人がたくさんいます。
そういった人たちに問いたいのですが、『その年齢ならできること』なんてものがあるのでしょうか。
子どもが大人に憧れを抱くことはままありますが、20歳を超えている大人が、若さを求めるのは愚の骨頂だと思います。
40歳や50歳の大人が、20歳になりたいとよく言います。ですが20歳の時にしかできないことなんてありません。
人間はいつでもどんな時でも新たなスタートを切ることが出来ます。
たとえいくつになろうとも、何かを成し遂げることは不可能ではありません。
若さのせいにして今なにもしていない人は、若い時も何かのせいにして何も成し遂げいていないのではないでしょうか。
それが歳をとるということです。いつも何かのせいにして、行動しない。時が過ぎるのをただ何となく眺めているだけの人です。
ただ歳を取らないために今からできること
それじゃあ、今歳をとっている人はもうだめなの?と思うかもしれませんが、先ほども言ったように人はいつでもスタートを切ることが出来ます。
今からでも遅くありません。歳を重ねる努力をしてみましょう。
年相応にふるまうのではなく、自分がどういう風にふるまいたいのかよく考えましょう。そのために必要な勉強と行動を繰り返すことでしか、歳を重ねることはできないと僕は思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
↓他の記事はこちらから(ランダム表示)↓
人生を豊かにしたいと思うのは、人間の欲求の一つだと思う。 豊かとは、何をもって豊かなのか。それは人それぞれで価値観が違うから何とも言えないけど。 ただ、現代人は一つ勘違いしていることがあるんじゃないかなと思う。 それは、やたら便利にしたがること。そしてそれが […]
自分らしさというのは。生きていくうえでとても大切なことです。 自己肯定感とか、自己効力感とか、聞いたことありませんか?これは自分らしさを受け入れて、自分を認めることで育っていきます。 しかし、なかなか自分らしさというのは解らないものです。 そもそも、具体的に自分らしさとは何か、と考え始 […]
目次 1 ・注意訓練法 音源1.1 ・音源についての注意事項2 注意訓練法とは2.1 ・注意訓練法の効果2.2 ・注意訓練法のやり方2.2.1 1・選択的注意2.2.2 2・注意切り替え2.2.3 3・注意分割 ・注意訓練法 音源 ・音源についての注意事項 本音源は自作となります。また […]