人は成長する時や成功を求めるときに、必ず何かに挑戦しなければいけません。
そして、一人では不安な時にしばしば人に相談します。
そこで、かけられる声には2通りあります。
『へー!いいじゃんやってみなよ!』
若しくは
『えー。やめときなよ。無理だって』
大体この2通りではないでしょうか。
もし前者なら、純粋に応援してくれてます。あくまで挑戦するのは他人なので、他人事な感じもしますがありがたく声援を頂戴しておきましょう。
問題は後者です。
彼らの批判は、挑戦する人のやる気を奪い取ります。そして、他人の意見に流され挑戦を諦めてしまう人も中に入るのではないでしょうか。
あまり気が付いていないかもしれませんが、批判された挑戦こそ、成功のカギを握っています。それはなぜなのでしょうか。
人は未知のものが怖い
他人が人の挑戦を批判する理由は2通りです。
1つは挑戦する人を守るためです。例えば、家族や親しい友人はどちらかというと批判的ではないでしょうか。
それは、挑戦という未知のものの脅威から、あなたを守ろうとしているのです。
挑戦とは、今までやったことのないことをやらなくてはいけません。親も、自身がやったことがないことを子どもに勧めることはできません。
そこにどんな危険性があるか、恐怖があるか、脅威があるか、わからないのです。なのでそういった未知の危険性に対して、わが子を守ろうと挑戦を批判しやめさせることで、安全を確保しようとします。
ですので、批判された挑戦には、人間として遺伝子レベルでの成長が見込めるんです。新たな危険を冒し、そこから学んだことは自分の子供に受け継がれます。そうして人は、様々な可能性を見出していくのです。
挑戦を批判する2つ目の理由は、仲間がいなくなるのが嫌だからです。
人には現状維持バイアスというものがあります。
新しいことや知らないことを受け入れるのに、心理的な抵抗が働いてしまうことです。
もし、あなたが新しいことに挑戦してしまうと、相手が知らないあなたが出来上がります。
そうすると、現状維持バイアスにより、知らないあなたを受け入れるのが難しくなってしまうのです。
今まで通りのあなたでいなくなることに、恐怖を感じているのでしょう。もしくは、変われない自分を蔑むのが嫌だから、あなたにも変わらないのでいてほしいのでしょう。
そこには、羨望や嫉妬等様々な感情が入り乱れています。こういった批判は危険です。
あなたの足を引っ張り、ずぶずぶの関係に持ち込もうとします。最悪なのは、そういった感情を処理するために、あなたを攻撃したり、周囲に根も葉もないうわさを吹聴し、挑戦するあなたをどん底に落とそうとする人がいるかもしれないということです。
もし、批判の内容が後者であると思うのであれば、その人間関係は解消することをお勧めします。将来にわたって、その人間関係があなたを苦しめるのは自白の明ですので。
念のため補足しておくと、批判されない挑戦は意味がないのか、というとそういうわけではありませんので批判されに行かないでくださいね。
まとめ
・人は新たな挑戦をする人を【応援するか】【批判するか】の2通りの方法で守る
・批判には2通りあって、【守るための批判】【足を引っ張ろうとする批判】がある
・【守るための批判】をする人には、説得や説明が効果的
・【足を引っ張ろうとする批判】をする人とは、縁を切る
・批判されても、自分自身が批判されたわけではない。落ち込んだりせず、意味のあるものとして受け止める。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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