目次
・注意訓練法 音源
・音源についての注意事項
本音源は自作となります。また、本音源による注意訓練での効果は保証いたしません。
動画の視聴中におけるすべての事故、発作などについて、一切の責任を持ちません。
その点のみ留意していただける方はご使用ください。
注意訓練法とは
注意訓練(Wells, 1990;Attention Training Technique, 通称 ATT)はメタ認知における注意のコントロール訓練である。
メタ認知? 自分の認知(認識)を認知(認識)する事。
例:自分は○○について考えている。
例:自分は○○について考えている。
・注意訓練法の効果
自分でコントロールできない過度な心配、ネガティブな思考、強烈な不安などの状態に対して、一歩引いた客観的な視点を持つことが出来ると期待されている。
ネガティブな考えはネガティブな考えを呼び起こしやすいため、いかに注意を柔軟に切り替えるかが重要になる、
注意訓練法では、その注意の柔軟な切り替え方を学ぶことで、ネガティブな考えを減らしていくのが目的である。
・注意訓練法のやり方
注意訓練法は3つのステップから成り立つ。
1・選択的注意
2・注意切り替え
3・注意分割
1・選択的注意
周りの環境音から、1つの音を選択し、6分間注意を向ける
2・注意切り替え
先ほど注意を向けた音に、もう一つ別の環境音を加え、6分間注意を向ける。
30秒ごとに注意を切り替える。
3・注意分割
先ほどの2つの環境音に同時に3分間注意を向ける。
これらを1セッションとし、1日1セッションはトレーニングを続けましょう。