今回は、健康的な食事についてお話していきます。
そもそも健康的な食事ってどんなものなのでしょう?
お酒を飲みすぎない
野菜をたくさん食べる
ジャンクフードを避ける
というような答えが返ってきそうです。ですがこれは根本的に違います。これは、ダメな食生活を見直しているだけです。(もちろんそうしたほうがいいのは当然です)
上記のポイントさえ改めたら、健康的な食事になりますか?おそらく答えはノーだと思います。
じゃあ健康的な食事ってなんだよ!と思われた方。安心してください。この記事で詳しくお伝えします。
この記事はどんな人におすすめ?
健康的な食事って?
まずは健康的な食事をとるための原則をお伝えします!それは・・・

はっきり言って、料理や栄養の勉強をしたことがないからわからない。という人がほとんどだと思います。
しかし!!そんな人でも簡単に食事のバランスを良くすることが出来る、魔法のような言葉があるのです!
覚えてほしい魔法の言葉
今回はこれだけでも覚えてくだされば幸いです!それでは魔法の言葉をお教えします。それは・・・
五味

五色
- 赤
- 主な食材:肉・魚・トマト・人参・パプリカ・いちご etc…
タンパク質や、カロテンなどが豊富であり、抗酸化作用がある。
- 白(見えなくなるので黒で失礼します)
- 主な食材:白米・うどん・乳製品・玉ねぎ・大根 etc…
主にエネルギーになるような炭水化物を含む。脂質や栄養素が高い乳製品も含む
- 黄
- 主な食材:卵・大豆製品・かぼちゃ・レモン・チーズ・サツマイモ etc…
タンパク質を含む食材と、ビタミンの多い柑橘系やイモ類が含まれる。
- 緑
- 主な食材:ほうれん草・ブロッコリー・ピーマン・キウイ etc…
言わずもがなビタミン・ミネラルがたくさん含まれている。
- 黒
- 主な食材:キノコ全般・海藻・海苔・こんにゃく・黒ゴマ・黒豆 etc…
食物繊維が多く、腸内環境を整えてくれるものが多い。ミネラルも豊富。摂取量が少なくなりがち。
細かな栄養素がわからなくても、この五色をバランスよく食べることが出来れば栄養は偏りにくいと思います。食事をコンビニなどで済ませてしまう人も、いろいろな商品を組み合わせて、配色のいい食事を心がけてください。
また、普段から料理をされている方は、料理名を考えるよりも、色から食材を考え、そこからメニューを考えるといいと思います。
・昨日は赤のお肉を食べたから、今日は白身魚にして、赤はトマトからとろう!
・最近緑が少ないから、緑をメインにして、白はパスタなどの麺をスープにしてとろう!
など、様々なバリエーションの料理が思いつくと思います。一品追加したい場合も、全体の色を見てプラスすべき色を判断すると、バランスも良くなります!
五法
五法とは・・・生(切る)・蒸す・焼く・煮る・揚げる、この五つの調理方法のことです。
この五法もとても重要です。なぜなら、食材は調理方法によって吸収しやすい栄養素が変わるからです。
ビタミンCやビタミンBは水溶性といい水に流されやすかったり、熱に弱かったりします。ですので生で食べた方がたくさん吸収できます。ですが、脂溶性といわれるビタミンA・Dなどは油と摂取したほうが吸収が良いので、油で炒めた方がいいのです。
このように、調理方法によって摂取しやすい栄養素が変わります。
○○は熱を通すと壊れてしまう!?とか、○○は焼くと○○が増える!など聞いたこともあるのではないでしょうか。
また、なんでも生で食べた方がいい!という方もいますが、それには反論させていただきます。
先ほども言ったように、確かに生で食べれることが出来れば、栄養が壊れないので一番いい食べ方かもしれません。ですが、生では食べにくい、または多量に食べることが出来なくなってしまう食材は多いです。熱を通しても、全ての栄養が流れ出るわけではありません。むしろ、熱を通すことにより食べやすくなり、生で食べた時よりも多量に食べることが出来、結果として多く栄養を摂取できることが多いんです。(代表的なもので言うとほうれん草なんかは信じられないくらい縮みますよね。)
また、生よりも、調理したものの方が複数の食材を同時に摂取しやすいですよね。食べ合わせにより、効果的に栄養が働いてくれる場合もあるので、やはり何でも生はバランスが良くないと言えます。
ですので、五法を駆使すると、調理する中で栄養バランスが整うわけですね。
献立を考える人は、調理法で料理を考えてみては?
・最近、煮物と炒め物ばかりだからたまには蒸し鶏のサラダにしてみよう。
・夜は揚げ物ばかりだからたまには刺身(生)にしてみよう
など、調理法を考えると、メニューの幅が広がるかもしれません!
まとめ
ということで今回は、五味・五色・五法を意識しよう。というお話でした。
実は、和食の基本としてこの言葉は存在しています。他にも五適・五感というのがあるのですが、今回は和食の基本ではないので省略しました。
コンビニでの買い物や、献立を考えるときに五味五色五法の角度から考えると、また違ったアイデアや、今まで思いつかなかったものに目が留まるかもしれません。ぜひ、意識してみてください。それではまた!!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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